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-板ジャッキご紹介-
▼項目 1ページ目/2ページ目 コンクリート破断試験
▲破断状態1(圧力40Kg/cu) ▲破断状態2
▲破断状態3 ▲破断状態4
板ジャッキ耐圧試験
▲耐圧試験機全体写真 ▲加圧後
▲加圧後、押さえプレートがズレる ▲加圧後、固定ボルト破損
試験機仕様:SS41100*100角材、固定ボルトM12*96本、 M20*4本、設計耐圧150ton、 使用試験用ポンプ加圧圧力200 Kg/cu
鉄筋破断試験(鉄筋径D13Φ*1本) ▲鉄筋破断試験片 ▲破断した鉄筋
▲破断した鉄筋 ▲破断した鉄筋
一般的にコンクリート強度は210Kg/cuと表示するが、これは圧縮強度であり、引っ張り強度は圧縮強度の1/10である。 この特性を利用し、カッターで切断した部分に板ジャッキを入れ破壊する。 現在の板ジャッキの100cm*10cmサイズの膨張サイズは97cm*7cmで膨張面積は679
cuである。この板ジャッキを10mm程膨張させるには約15〜30Kg/cuの圧力で容易に膨張する。仮に180Kg/cuの圧力を掛けるとすると、180
Kg/cu-30 Kg/cu=150 Kg/cuの圧力が板ジャッキに掛かり、その膨張力は150
Kg/cu*679 cu=101850kg=101.85tonの膨張力になる。仮にこの板ジャッキで210Kg/cuの強度の無筋コンクリートを破壊可能な面積は4850
cuとなり、長さ1mのコンクリートで58.5cmの厚みがある場合切断深さ10cmで残りの48.5cmは破壊出来る。 又、鉄筋破断試験に於てはD13Φの引っ張り強度は一般鋼材の強度55kg/muとすると7.3tonで破断するので、鉄筋のみの破断で考えると約13本の鉄筋を破断出来る。通常無筋コンクリートはあまり使用されていないので、鉄筋量+コンクリート強度を合算した強度で板ジャッキを選定するのが好ましいが、通常コンクリートが先に破壊するので、全てが合算した強度で計算する必要はないので今後フィールドテストにて確証したい。
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